ガーナ出身の女性をきっかけに多くの外国人患者が来院

ガーナ出身の女性をきっかけに多くの外国人患者が来院

国際化が進む昨今、日本在住の外国人の数は年々増加している。貴重な労働力として日本経済を支える人材も多く、今やわが国の社会を構成する上で不可欠な存在だ。しかし、医療現場に目を移すと、外国人の患者は非常に少ない。彼らの足を遠のかせているのは、言葉や経済面の不安だという。そこにあるのは、国際化という言葉とはあまりにかけ離れた現実である。「高橋クリニック」の高橋日出雄院長は、そうした現状の中、「社会的立場や人種に関わらず、誰に対しても平等な医療を提供する」という信念のもと、多くの外国人患者を診療してきた。医学英語を駆使して真摯に治療にあたる高橋先生のもとには、遠方から通う患者も少なくないという。「医は心」の精神で治療を行う高橋先生に話を聞いた。